インターンの正直の感想。
インターンの感想を正直に言います。
結論は、
自分は微力。
短期間で思い描く業務はそこまでできない。
でも行って後悔していないし、むしろ、行けて本当に良かった!!!!!!
私のインターン先の生活はいたってまったりとしたものでした。
インターン先にデスクもありません。
バリバリ働きたい人は、事前に行ったことある経験者にどのような雰囲気かを聞いておくことをお勧めします。
そこで今回は、私のインターンで行ったことの内容と感想を、盛りなく正直に書きます。
※非常に長くなります。
1、そもそも2週間という短さで、何か大きなプロジェクトに参加することは困難だった。
なぜ?
―文化
「何か私にもできることをしたい!」って思ってきたアフリカだったけど、
何より
流れる時間がゆっくり!!!!!!
現地の人に1時間以内にやっておくって言われても、1日経ってもできてなかったり。
みんな口をそろえて「ポレポレ(急がない)」って言う!笑
そんな場所で働いているから、他のボランティア、インターンの人もまったり仕事をする。
小学校に行って英語を教えるボランティアをしている仲間が、実際に学校に行ったのは1度も見ていないぞ!?(イースターで学校が休みだったのかも?)
上級レベルの英語をこのNGOで教えている人は、ほぼ毎日教えていたけど。
マーケティングを担当している人も、取材の申し込みをしても、全く返信が無かったり、、、
とにかく、てきぱきと終わらないから、
2週間ではそんな大したことできないだろうと、仕事への功績にもともとあまり期待されていなかった。涙
だから、与えられる仕事も緩いものばかり。
―事前に言われた内容と、実際の内容はかなり異なった。
事前にスカイプで言われたことは、
私はマーケティングとして、SNS担当ねって。色んな場所にいって、写真を撮ったりしてください。と。
でも実際言われたことは、
Sustainable tourismのマーケティングみたいなもので、
よく分からないrolling videoというものを作らされた。
Rolling videoとは、ただ、写真をつなげて文字やスタンプも加えていく。
そして、再生すると、左から、徐々につなげた写真が流れていく。
いやいや、これ何十年前に使ったものだよwww
しかも、インターネットがゆーーーーっくりだから、なかなか終わらない。
写真をインポートするのにも、考えられないすぴーーーーードだから、永遠に待たなきゃ。
ここは「アフリカだから受け入れて忍耐強く」とか言われても、
早く物事を終わらせてしましたい私にこの労働環境は似合わなかった。笑
ってなわけで、あまりやりたくない意味不明な仕事を永遠にやらされ、悲しみ。
―仕事をくれって違う人にお願いした。
だけど、「何かできることが分かったら、あげる!」って言っても、全くこなかった。
そこで、諦めて仕事ではなく、ここでの経験、会話に生活の中心をおいた。
回りの人がどこか行くなら必ずついていって、異文化体験や他のプロジェクトの体験、見学をした。
孤児院に連れて行ってもらったり、マーケットについていったり、外食に行ってここでしか食べれない物を食べたり。
地元の人が英語を喋れたら、永遠に色々質問笑
学校のシステムとか、めったにいない白人(ムズング)についてどう思うかとか、宗教感とか。
やはり、予想していないことが返ってくるから面白い!!!
2、もちろん、ここで何もしなかったわけではない。
―「Rolling videoをやって」って言われたけど、これではマーケティングの集客がそこまで見込めないと思い、かつ制作に無駄に遅いネットのせいで時間がかかる。
だから、代わりに使ってと頼まれた写真と中身を含めたビデオを作った。
何か形で行ったことが残るのは嬉しい。
―加えて、やる予定であったSNSで他のプロジェクトの投稿をお願いして行った。
→だから、自分は小さくとも何かできたと思っているし、そうであると信じている。
無力ではなかった。
でも本当に微力だった。
3、でも、ここに来て、全く後悔していない。
ここに来れて本当に良かった。
なぜ?
―来ないと分からないことばかり。
国際援助とか開発について勉強しても私の勝手な想像で終わってしまう。そんなのは非常に残念である。
でも実際に文化、生活環境、公共交通手段等々知れたことは、今後さらに勉強を深めていくうえで、貴重な知識と好奇心をさらにそそるものとなるでしょう。
―やはり何か発展途上国につながる仕事が将来したいと思う自分に気が付けた。
ある出来事について話したい。
深夜の3時に友達やボランティアとパブに行き、帰宅したことがあった。
その途中に、帰りのタクシーとして使っていたバイクがヒートアップして、動かなくなってしまった。
そこで、私が他の友達たちに大声で「ちょっと待って!!!」って叫んだ。
すると、目の前の地面がもぞって動いた。
最初は目の錯覚かと思ったけど、地面の動いた正体は人だった、、、
私の叫んだ声で、地面に寝ていた人を起こしてしまったようだ。
家は寝るスペースがないのだろうか。またはそもそも家を持たないのか。
彼らは地面に寝ていた。
日本のホームレスは日本の社会から隠れるように段ボールやレジャーシートで囲み過ごしている。
でも、この人達は、大通りの目の前で寝ており、その道路の向かい側はコンクリート工場で24時間トラックが行きかう交通がせわしない場所である。
うるさいに決まっている。
この状況を見たことにショックを受けた。
どうにか、この人たちを助けられるようなbottom upがいつかできたらいいなと思った。
正直、方法は分からない
政府系がいいとよく友達に言われるけど、そこでやりたい事業ができるのかも分からない。そして、果たしてこれは持続的発展と言えるのだろうか?
商社? 分からない、、、そもそも配属部署によってできることがかなり変わるし。
メーカー?? でも平均所得の低い地域に売上を多くすることは難しいから、発展途上国と関わることは少ないだろう。
と、就活が始まる現在も正直迷走しています。
でも、発展途上国という軸はこれからの私の就活を考える上で役に立つ軸になるでしょう。
―なにより、この行動力が私の自信となる。
アフリカに行くのにすごく正直怖かったです。
未知すぎたから。
もし、このインターン先が架空だったら?
もし、そこで病気になったら?
もし、飛行機が墜落したら?
そして、一人でこのインターンに参加したため誰ともこの不安を共有することもできず。笑
でも、実際行けて、学んだことも多いし、無事帰ってこれたこの私。
その自信が、私のこれからの行動力の糧になること間違いなし!
まとめ (長くなりました。)
何の盛ることもなく、インターン先の感想を書きました。
やはり何事も、想像、期待と実際は異なります。
でも、本当に今回タンザニアに行けてよかった!!!
行ってみないと分からない学び、経験があります。
だから、是非、勇気がいるとは思いますが、アフリカに行ってみてください!!!
インターン先から見える景色。
またここに行きたいです。