タンザニアのキッチン事情!
ガスが通っていないタンザニアのキッチン事情。
でもガスって必要ですよね!
朝ごはんでさえ、コーヒー用のお湯、卵料理
夜ご飯でも、ご飯を炊くことや、料理を作りにも、もちろんガスがいります。
ではどうしているのと思った方??
今回は、私が見たキッチン事情について紹介していきます。
写真とともに私が見たキッチンを解説します。
- 滞在していたNGOのキッチン
- 地元のレストラン1
- 地元のレストラン2
- 訪問した孤児院
- 友人宅
- 私立の小学校
1、滞在していたNGOのキッチン
アフリカではキッチンが家の外にあることが多いです。
私の滞在先もそうでした。
(この建物がキッチン)
(違う角度からこの建物を撮ってみた。)
(中には水道完備。外の火の明かりが入ってきやすいような作り。)
水道はキッチンにも通っていましたが、電気は通っていません。
朝はこの中で炭を使って調理。
夜は、この中は暗いため、
外の明かりの下にマットレスをひき、調理の下ごしらえを行い、
外で炭の台を2つ使用し、大人数分の料理を作ります。
台がないので野菜を切る等は大変時間がかかるし、炭の熱もガスより強くはないので料理に時間がかかり、早い時には3時間半前からゆっくり料理をすることもあるそうです。
では、雨の時はどうするのか?
というと、外では作れないため、このキッチンの内側で料理をします。
でも、夜になると真っ暗になるため、携帯の懐中電灯を使用していました。
ガスや電気がキッチンに通っているって本当に便利ですね!
2、レストランのキッチン
1件目は「Business Center」です。
ここでは安くて地元に愛されている料理を食べることができます。
食べたものはティラピアのフライなどです。
(過去の食事のブログをご覧ください)
ここのキッチン。
やはり、キッチンが単体の建物になっています。
ガスコンロを使用しています。
そのため、毎回炭を使用する必要はありません。
また、ここのキッチンにはライトがあります!
しかし、テーブルには電気がないため真っ暗闇で食事。(笑)
(本当に夜はレストランが暗い。)
日中ではこんな風景なのに、見た目が全然違うように見えますね!
でも、だんだん暗闇でも目が慣れてきます!笑
3、2つ目のレストラン
ここでチップスマヤイを買ったり、夜にはBarになりもします。
ここの厨房はというと、
炭を使用していますね。
客がまばらに来るので、その度に炭の火を強くなるよう風をおくり、そこからゆっくり調理。
炭だと時間かかってしまいますね、、、
でも、アフリカの時間の流れだと思って、辛抱。
4、孤児院のキッチン
(この高い部屋?の中をキッチンとして使用中だそうです。)
今新しいキッチンを作ろうとしているそうですが、小さくて古く見えます、、、
こちらも炭です。
その石の下に炭をおいて、鍋を石の上において調理しているようです。
ここには8人程度の子どもが滞在しているのですが、ちょうどいい大きさなのだろうか?
5、友人宅
NGOに昔務めていた方の家にお邪魔しました。
家の内装を見るからにかなり富裕層。
大きなテレビ数台とスピーカー、シャワー水洗トイレも完備。
そしてさらに、
キッチンが家の中にある!!!!
かなりの富裕層だとおもいます。
こちらはガスボンベを使用。
6、私立の小学校
この小学校ではお金を払うと昼食がもらえます。
その昼食は学校のキッチンで作られています。
この石の間に炭を置いて、石の上に鍋をおいて調理しているようです。
結論。
ガスボンベは多くの場合お金のある人、レストランが使用。
それ以外は炭を使用。
※番外編
キッチンの方に、
「何時に夕食を普通食べるの?」
と聞くと、
「3時!」
、、、っえ??それお昼かおやつじゃない??
、、、っあ!!!タンザニアの時間はプラスマイナス6時間か!!!つまり9時ってことか!!!!笑
(タンザニアの地元の人は、時間をプライスマイナスどちらか6時にした時間を言います。)